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PTSD 心的外傷後ストレス障害

PTSD(Posttraumatic Stress Disorder)  ~心的外傷後ストレス障害~
 
 
トラウマとは?
 
簡単に言うと、『心の傷』です。
 
私たちは、個人差はありますが、大きな災害や事件などに合うと、精神的にダメージを受けます。その場でおこる一時的な不安や恐怖の様な感情とは違って、トラウマ(心の傷)はその影響が私たちの身体やこころ、生活など、あらゆる部分に影響を残してゆきます。
 
PTSD(Posttraumatic Stress Disorder)
心的外傷後ストレス障害とは?
 
トラウマよる反応が一カ月以上経過しても、生活に支障をきたしている状態をさします。主な症状としては、以下の3つです。
 
■フラッシュバック(再体験)
 トラウマの体験を繰り返し思い出す。夢に見る。・・
 
■回避・麻痺
 トラウマの体験を想起させるようなもの(状況・場所・人など)を避ける、思い
 出せない。感情が鈍磨している。他の人々から孤立している様な感覚。
 
■過覚醒
 神経が高ぶり、眠れない、小さなことが気になり、なんでもないことで驚いた
 り、苛立ったりする。
 
 
 アメリカ精神医学会による診断基準を具体的に下記します。
 
PTSD(外傷後ストレス障害)診断基準
 
A.その人は、以下の2つがともに認められる外傷的な出来事に暴露されたことがある。
 
(1)実際にまたは危うく死ぬまたは重症を負うような出来事を、1度または数度、あるいは自分または他人の身体の保全に迫る危険を、その人が体験し、目撃し、または直面した。
 
(2)その人の反応は強い恐怖、無力感または戦慄に関するものである。
注:子供の場合はむしろ、まとまりのないまたは興奮した行動によって表現されることがある。
 
B.外傷的な出来事が、以下の1つ(またはそれ以上)の形で再体験され続けている。
 
(1)出来事の反復的、侵入的、苦痛な想起で、それは心像、思考、または知覚を含む。
注:小さい子供の場合、外傷の主題または側面を表現する遊びを繰り返すことがある。
 
(2)出来事についての反復的で苦痛な夢
注:子供の場合は、はっきりとした内容のない恐ろしい夢であることがある。
 
(3)外傷的な出来事が再び起こっているかのように行動したり、感じたりする(その体験を再体験する感覚、錯覚、幻覚、および解離性フラッシュバックのエピソードを含む、また、覚醒時または中毒時に起こるものを含む)。
注:小さい子供の場合、外傷特異的な再演が行われることがある。
 
(4)外傷的出来事の1つの側面を象徴し、または類似している内的または外的きっかけに暴露された場合に生じる、強い心理的苦痛
 
(5)外傷的出来事の1つの側面を象徴し、または類似している内的または外的きっかけに暴露された場合の生理学的反応性
 
C.以下の3つ(またはそれ以上)によって示される、(外傷以前には存在していなかった)外傷と関連した刺激の持続的回避と、全般的反応性の麻痺:
 
(1)外傷と関連した思考、感情、または会話を回避しようとする努力
(2)外傷を想起させる活動、場所または人物を避けようとする努力
(3)外傷の重要な側面の想起不能
(4)重要な活動への関心または参加の著しい減退
(5)他の人から孤立している、または疎遠になっているという感覚
(6)感情の範囲の縮小(例:愛の感情を持つことができない)
(7)未来が短縮した感覚(例:仕事、結婚、子供、または正常な寿命を期待し
  ない)
 
D.(外傷以前には存在していなかった)持続的な覚醒亢進症状で、以下の2つ(またはそれ以上)によって示される。
 
(1)入眠、または睡眠維持の困難
(2)いらだたしさまたは怒りの爆発
(3)集中困難
(4)過度の警戒心
(5)過剰な驚愕反応
 
E.障害(基準B、C、およびDの症状)の持続期間が1カ月以上
 
F.障害は、臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。
 
該当すれば特定せよ
急性 症状の持続期間が3カ月未満の場合
慢性 症状の持続期間が3カ月以上の場合
 
該当すれば特定せよ
発症遅延 症状の発現がストレス因子から少なくとも6カ月の場合
 
《PTSD診断基準について、下記文献より抜粋》
  ・米国精神医学会(APA)著、高橋三郎他訳(2004)「DSM-Ⅳ―TR精神疾患の診断・統計
      マニュアル新訂版」 医学書院
 
 
■治療について
 
・心理的援助や治療については、その方々に合わせて精神療法を行い、外傷体験を語ることで、感情を表出して頂く援助を行ってゆくことが考えられます。しかし、本人が語りたがらないものを無理に聞き出すことではありません。その方に合わせて、支持的(サポーティブ)に寄り添い、理解を示してゆくことが大切です。
 
・集団療法(同じ体験をした人と体験を分かち合う)ことも、有効だと言われています。孤立化は症状を悪化させることにもつながります。神戸の震災では仮設住宅で孤立化したご老人の方がアルコールに依存してしまうケースも見られました。
 
・ 薬物療法(お医者様の診断に従って下さい)も役に立つと言われています。
 
 
私たちがこの地球に生きてゆく以上災害は起こりうるものだとしたら、だからこそ、どう生き、どう対策をたて共有し、・・どうケアしてゆくかが大切になってゆくのではないでしょうか。
その一歩を応援しています。
 
《参考文献》
  ・飛鳥井 望監修(2007) PTSDとトラウマの全てがわかる本 健康ライブラリー イラスト版
      講談社
 
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Heartful Couseling Joy
 

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