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周産期心理学

【周産期心理学】


周産期とは、大体、受精時から新生児早期までのお産にまつわる時期を一括した概念を言います。


「トラウマ」(心的外傷)という言葉は、阪神淡路大震災以降日本でもよく耳にする様になりましたね。

トラウマとは、簡単に言うと、その人の日常の生活を脅かし影響を与える程の心の傷です。例えば、災害や戦争、事故、性的被害など、その人の生命や存在に強い衝撃をもたらす出来事を体験することで生じる “心の痛み” です。

一般に、トラウマは誕生してからの体験によるものだとされています。

しかし、実はお母さんのお腹の中ににいる時からトラウマを体験しうるとしたらどうでしょう? 

だとすると、記憶にも上らない様な胎児期~出産~乳幼児期初期の体験が、その後の心の成長そして人生に大きな影響を与えているかもしれません。

それを研究・調査・発表している学問が周産期心理学です。

今回の2日間のジュディス女史の講座でも、周産期のトラウマやその治療について、たくさんの科学的証拠やエビデンスがあげられていました。

たとえば、妊娠中・出産時・出生後の赤ちゃんの脳の発達には、お母さんの状態が驚くほど大きな影響を与えている、ということです。

もし、お母さんが安全や安心した状況ではなく、ストレスフルな状況にいたとすれば、赤ちゃんの意欲や思考力、創造性を司る前頭前野の脳の発達よりも原始的な脳(扁桃体)の部位が活性化し、感情や闘争-逃走反応を司る部位が反応し続けるそうです。当然、生きる為にはそうなりますよね・・・

つまり、幸せなお母さんやお父さん関係と存在は、成長中の胎児の創造性や意欲を司る脳の発達を促進し、反対に、家庭内や仕事での慢性的ストレスをかかえているお母さんやお父さん関係性や心の状態は、胎児の脳や後の人格、人間関係の取り方などに影響する可能性があるということです。

誕生とは、赤ちゃんが温かく心地よい子宮からいきなり外界へ旅立つ瞬間です。

よって、誕生の瞬間の病院での医療的処置の痛みは、小さな赤ちゃんには大人の何倍もの苦痛となる可能性があるそうです。だからこそ、バーストラウマ(誕生時のトラウマ)をなるべく作らないように、できるだけソフトでやさしい、自然なお産のスタイルの選択や、妊娠中のお母さんやお父さんの胎児へのコミュニケーションが重要だと言われています。

イタリアのとある機関が作成したビデオには、妊娠中に男の人が怒鳴る様な声(音)を胎児が聴いた時の模様がエコーで撮影されていました。

赤ちゃんはその音を聴いた時、柔らかであたたかなお母さんの胎内とは言え、全身打撲や脳しんとうを起こしそうなぐらいに飛び上がっていました。それは、とてもショッキングな映像でした。その感覚は、脳が記憶しなくても、感覚としてその子の身体に記憶され、その後の人生に影響を与えるかもしれません。

しかし、私たちには幾つになっても「癒し」を体験しうると言われています。

周産期心理学においても、私たちの脳はいつでも成長しうるという立場を取っています。つまり、過去の影響により抱える生きづらさを、今ここで癒し、自分らしい生き方や人生を送ることが出来ると信じています。それが、セラピーの意義にも繋がっています。


今回の体験は、私にあるイメージを連想させました。以前ヒプノセラピーでも観たイメージでした。

白い曇りガラス越しの様な向こう側にある(いる)存在に対して私は息をひそめてじっと様子をうかがって(音や声を聴いている)いるのです。そこは寂しくもあたたかくもなく、ただただ白く一人っきりな場所でした。何の繫がりも感じられないところです。

私の胎児期の記憶でしょうか・・・?

私には「どうかな・・・」と思うところがたくさんあります。それでも、何かに挑戦したり、仕事を続けられているのは、今迄の体験やまわりの存在のお陰です。

今の自分を受け入れ、今ここを生きること。
自己研鑽を重ねてゆくこと。
人生を楽しむこと。

それは、自分自身やクライアントさんの支援や自己実現に繋がることを信じて、一歩一歩、歩んでゆくことが私に出来ることです。

そのプロセスで出逢う一期一会の機会には、新たな人生の選択やチャンスが待っているのでしょう。

今は、神戸へ戻る新幹線の中です。
講座で出逢った人々も、それぞれの場所に戻っていかれたのだと思います。

さぁ、「今ここ」からまた新たな何かのスタートです。
それぞれのプロセスが必要なものに恵まれます様に。。。


ありがとうございました。

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周産期心理学に対する2件のコメント:

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がっちゃん on 2015年9月25日 23:06
バーストラウマの持ち主です(笑) 十年以上前、ジュディスに周産期ワークをしてほしいとお願いした時、6名くらいだったかなあ・・の人数で一週間泊まり込みでないとできないといわれました。結局日程が合わずお流れになったことを思い出しました。 リバーシングをするたびに、苦しい記憶が甦ってました。 細胞の記憶って不思議ですよね・・ 胎児期での体験は、生まれてからの人生の青写真ともいわれています。 何かの役割を背負って生まれるんでしょうかね・・ 何が起ころうとも、前を向いて進むしかないもんね(^^) 私もワークを通して強くなりました(笑)
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さっちゃんより on 2015年10月2日 11:03
がっちゃん、コメントありがとうございます。今回も、ジュディスが周産期の体験型のワークは難しいと仰っていました。来年、カナダである様ですよ。ご一緒します(笑)? 仰る様に、幼少期以前の体験が、私たちの今日に影響していると言う可能性、それに気づくだけでも、私たちの命のすごさや存在のかけがえのなさを感じ得るかもしれませんね。 「何が起ころうとも、前を向いて進む」がっちゃん、素敵です^^。

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