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思考の世界

【思考の世界】


『目の前にかざされた手が


世界最高峰の姿を隠せる様に


日常の決まりきった出来事は


私たちの目から世界を満たす広大な輝きや


神秘的な驚異を隠すことが出来る 〜18世紀のことばより〜



このことばを観て

すぐに頭に浮かんだのは

最近読んでいる

カルロス・カスタネダのインディアンのことばでした。



そして、ゲシュタルト療法。


ゲシュタルト療法では

思考は役に立つものだけれど

それに頼りすぎると

わたしたちの身体(感情や感覚)の世界と

「今ここ」の外(環境・相手)の世界との間に

壁のように存在し


実際に外の世界で起こっていることを

そのまま受け取るのではなく

「解釈」や「思い込み」といった思考に染められ

「いつものパターン」で反応をしてしまうことが指摘されています。


たとえば

「○○さんと目が合わなかった」
「SNSで自分だけ反応がない」


などの出来事を


「目が合わない」
「反応がない」


の事実から「いつものパターン」の思考が入ると


「やっぱり、私は嫌われている」
「周りは、オレのことを理解してくれない」


などと結論をつくり上げてしまいます。


この結論は、なかなか覆すことができず

本人は、その自分の結論を

証明する様な過去や現実の出来事を集め始めます。


実はどこかで「覆したい」といった思いがあるのですが

目をむけるところが「いつものパターン」であることが多く


「あれもそうだし、これもそうだし、やっぱり・・・」


といった感じになってしまいがちです。


これは、自分を守るための防衛的な反応でもあります。

「かしこさ」でもあるのだと思います。


ただ、行き過ぎると、世の中を
自分が考えている通りに見始めます(創り上げます)。


しかし


実際の世の中は

私たちの思考の世界では収まらないほど広く

可能性に満ちています。


それは


考える以上に素晴らしい場合もあれば

考える以上に辛いこともあるかもしれません。



最近では


『脳と身体の神経可塑性』研究でも
似た様なことが言われています。


つまり

これまで治療不可能だと考えられていた

神経に由来する機能障害において


「脳は変化する」
「回復を諦めてはいけない」

といったことが

脳卒中・自閉症・パーキンソン病・慢性疼痛・視覚障害・トラウマなどの治療において言われ始めています。


わたしたちは

きまったルーティンやエビデンスをつくると

生活がしやすくなり

安心感も得られやすいものです。


実際、日常生活ではそれがないと

仕事などの社会生活が難しくなるでしょう。


一方、とあるインディアンたちは


「決まったルーティン」は

「この人はこういうことをする人だ」
「自分はこういう人だ」


と言うレッテルをつくり「自由」でいられなくなり

あらゆる可能性を奪いかねない

と考えていたようです。


だから

インディアンの戦士・狩人・知者は
「履歴を消す」のだそうです。


現代の脳の科学的な研究においても

証明されたものだけに頼ることの危険性を指摘し

その可能性に目を向けています。


実際に、身体を動かすこと

光を浴びること

音楽などで


脳や身体の機能が
回復した結果が報告されています。


医学の父と言われるヒポクラテスは


「人生は短く、術の道は長い。

好機はすぐに過ぎ去り

経験は誤解を招き

決定は困難を極める。」


と言ったそうです。


「わたしとは?」


の「こたえ」を手に入れようとすると

わたしたちは自分の意志で

「わたし」を

つくりあげてゆくのかもしれません。


そして、その「わたし」はあるがままの「わたし」なのでしょうか?


一方で「わたしとは?」を手放すと

「わたし」はエゴを手放し

可能性に満ち自由になるのかもしれません。

そして、それは不安かもしれませんが・・・。


「わたし」

「あなた」

「世界」・・


ただ言えることがあるとすると

それは、可能性に満ちていると言うことかもしれません。


つまり

明日は「自分」が思いもよらぬ

「自分」が
「あなた」が
「世界」が

あるのかもしれません。


《参考文献》
・「脳はいかに治癒をもたらすか」ノーマン・ドイジ 紀伊国屋書店
・「呪師に成る」 カルロス・カスタネダ 二見書房

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講師:アスク・ヒューマン・ケアセンター講師
Healing & Recovery Institute 所長
水澤都加佐氏
2017年3月11日12日(土日)
定員30名(先着順)


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